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第6刷の訂正箇所

第6刷の訂正箇所は以下の通りです。


P3
★はじめに 最初の3行

2022年9月現在、初版からちょうど5年が経過し、ここに第6刷を迎えられたこと
を皆々様方に感謝申し上げます。
5年もたつと投資環境にも変化が起こり、トレード戦略にも見直す箇所が出てきます。
改訂個所を「あとがき」にまとめてありますので、最初にお目通しいただくことをお勧めします。

P58
★最終行手前から
・・・のデータですが、例えばこの年は、SQ値が日経平均株価の始値より下方乖離して清算されることが多かった年でした。


P59
★下表
乖離の値が間違っていたので、上(1月)から以下のように訂正します。

0
-2
-96
-135
+3
-23
-19
-280
+31
+3
+29
-36


P62
★後ろから5行目
6月のSQ → 4月のSQ

----------------
あとがきを以下のように書き直します。


あとがき

初版を世に出してから5年が過ぎました。
相場環境に数々の変化が起こり、本書は増刷のたびに「トレードルールの改訂」を行うなどしてきましたが、
第6刷を迎えるにあたって、この5年間で起こった「環境変化」と「トレード手法の改訂」について整理いたします。


◆日経平均株価の高騰による様々な影響

第2次安倍政権によって2013年初頭から開始されたアベノミクス:金融緩和政策によって、日経平均株価は異次元な上昇相場に見舞われました。
当初 8000円台半ばだった日経225は、2021年初頭には3.6倍の30720円に達したのです。

我々の「コール売り戦略」は、もともと急騰相場に弱い一面をもつため、実際の経済実態を無視するようなこの株価上昇にずいぶん辛酸をなめさせられてきました。
しかしこの最悪とも評価できる環境下で、我々はなかなかの健闘をしてきたと自負しております。

コール売り戦略の年間勝敗数は、本文の中(P105)でこのように紹介されています。
2015年 90勝4敗
2016年 105勝6敗

それから5年以上が経過しております。
オフィシャルサイト https://core-net.jp/ に掲載されている、その後のトレード成績を転載しましょう。

2017年 75勝6敗
2018年 84勝5敗
2019年 49勝4敗
2020年 58勝0敗 (全勝達成)
2021年 72勝4敗
2022年 56勝0敗 (9/14まで全勝中)


この6年間のトレード結果について少し解説を加えたいと思います。

◆トレード回数が減っている

上昇相場では通常「エントリー」から「クロージング」まで時間がかかるため、トレード回数を稼ぎにくいのですが、
トレード回数が減っているのはそれだけの理由ではありません。

回数が減っている主な理由は「安全性を重視」するようになってきたためです。
本文中(P132)にもありますが、相場変動が予想される(選挙などの)大きなイベントの前には、
我々は「手数を減らす」とか「ノーポジション」にするなどの安全策をとるようになりました。
その姿勢が結果に現れたものと考えています。


◆証券会社が求める「必要証拠金」が増額されてしまった

本年の夏ごろから、先物・オプションの証拠金が段階的に引き上げられましたが、我が投資倶楽部にとってもこの影響は小さくありませんでした。

私は生徒さん達に、コール売りを仕掛ける段階での「証拠金ルール:3分の1ルール」(P112参照)の徹底を求めています。
これは、特に初心者の生徒さんたちが大きな損失を被らないために作ったルールで、かなりの安全策になっているのですが、
このルールによって、潤沢な軍資金を持たない生徒さんは保有できる枚数が限られてしまうなどの影響が出始めています。

この「必要証拠金」の高騰は、
異常な高値に駆け上がった株価、実体経済とかけ離れてしまった株価に対し、証券界全体が相場の大暴落を警戒した結果だと考えられます。

それを受けてオプコアでは、証拠金が少なく済むトレード手法の開発に昨年より着手しており、これが今年見事に花開いております。
それが後ほど紹介する「Sスプレッド」というトレードです。


◆コール売り戦略で「年間負けなし完全勝利」が実現し始めた。

2020年にそれは始めて達成されました。58勝0敗の完全勝利は初めてのことで、派手に祝杯をあげたのを憶えています。
そして本年2022年も、9月半ばまでの成績が56勝0敗です。
もうオプコアPROのコール売り戦略は、堂々と「年間全勝」を目標にかかげることができるようになってきました。

しかし2020年などは、近年で最も危険な相場暴騰に見舞われた年でありました。
コロナ禍による大暴落からの急反発相場は、過去に経験したことがない「異常暴騰相場」となりました。
4月から年末までの日経225の上げ幅は、優に1万円を超えています。
1年の中で日経225が1万円以上も上げたなどということは、この業界で長く生きて来た私にも経験がないことです。
しかし、こんな年に「コール売り戦略」は全勝記録を打ち立てたのです。

なぜそんな芸当ができたのか…?について書いておきます。
ひとつの理由は「リスクの高い場面でノーポジションを徹底した」ことです。(前述のとおり)
秋の米国大統領選の前にもそれを徹底しました。
それによって、11/3の投票日以降の大暴騰をかわすことができたのです。

もうひとつ理由があります。
それは、踏みあげられた時の「ヘッジ」の考え方を少し変えたこと。
これが大きかったのです。

2020年にはなんと、5月~6月にも大暴騰場面がありました。
半月間に日経225が3000円近くも暴騰したのです。
これとて、あごがはずれたり腰が抜けたりしそうなレベルの暴騰相場でした。

2019年までなら、20円で売り建てたコールオプションのプレミアムが100円を超えた段階で、早々とあきらめてロスカットした可能性が高いでしょう。
実際に、それ以前の「負け」はすべてそのパターンでした。
しかし今年は「容易にロスカットせずヘッジを駆使して勝ちを目指す」という考え方で暴騰相場に戦いを挑みました。
戦いの詳細は(ページの関係上)ここには紹介できませんが、それが功を奏したことは間違いありません。

我々の「コール売り戦略」も、こうして進化を遂げているのです。
ゼロサムゲーム・・・すなわち、勝つ人がいれば必ず負ける人もいるというこの世界で、全勝記録を成し遂げることはなかなか大変なことです。
しかも戦っている相手は、生き馬の目を抜くウォール街です。
お陰様で今年は、自らのトレード技術にも自信をつけることができました。

今後も「トレードルールの改訂」は随時行われることになります。
そうしなければ、変化し続ける相手に勝ち続けることができないからです。

初版が世に出てしばらくたった頃「本に書いてあるルールではエントリーすらできない」という苦情を複数いただきました。
もちろん「相場環境の変化」が原因です。
しかし、いったん活字になってしまうと、こういう紛糾が起きることは避けられません。

読者の皆様にはぜひ、以下のブログサイト等で、時々は「トレード戦略改訂」の確認をしていただきたいと思います。

「世界一やさしいオプション取引の教科書1年生」 読者のページ
http://coreism.blog.fc2.com/

オプコアPRO オフィシャルサイト
https://core-net.jp/



◆ニアプット買い戦略の休止

ニアプット戦略は、初版を書き上げる前に急遽作り上げた戦略でした。
トレードルール開発時のバックテストは入念に行ったつもりですが、やはりこの相場の変化によって良い結果を出せなくなっていきました。

ただ、今後の相場展開によっては当戦略を復活させることもありえますので、第6刷においてもそのままページを残すことにいたしました。



◆新戦略「Sスプレッド」はなんとコール売りに匹敵する成績

2021年から本格的に開発を進めてきた「Sスプレッド」戦略は、当初は証拠金が少なく済むトレードとして着手しました。
しかし、フォワードテスト(バーチャルトレード)を繰り返すうち、この戦略が計り知れない実力を発揮したしたんです。
フォワードテストは17勝1敗でした。
そして、本番運用に踏み切ったのわけです。

今年の成績(9月14日迄)を紹介しましょう。

Sスプレッド(プット側)
typeA 33勝1敗
typeB 25勝0敗

Sスプレッド(コール側)
typeA 22勝0敗
typeB 17勝0敗

どうでしょうか?
こんなに負けないトレードルールをどこかで見たことありますか?

これらの成績は、オプコアPROの生徒さんたちが監視する中で記録されていったものです。
ウソ偽りなどございません。

この新戦略に興味を持たれた方は、ぜひ、著書の購入者特典を活用して、当倶楽部の門をたたいてみてください。
本の読者さんならば、どなたでも歓迎いたします。




さて、長々と書いて参りましたが、まずは最後までお読みいただいたことに感謝いたします。

たしかにオプショントレードは、株式投資よりは難解です。
しかし非常に奥が深く、理解が進めば進むほどその魅力に取りつかれていく「知的なゲーム」なのです。

ぜひこの先も、この「オプショントレード」をご一緒に楽しんでいきましょう。

岩田 亮

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プロフィール

岩田亮(コア研)

Author:岩田亮(コア研)
225オプション投資倶楽部:オプコアPRO 主宰
コアネット資産管理研究所 代表取締役
投資助言・代理業:関東財務局長(金商)第718号

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